ZEAL [フロントフォーク]

フォークオイルがダダ漏れでフニャフニャのサスなのでオーバーホールをしました。
更新日 2016-02-14

分解

Zeal フロントフォーク
フォーク自体はシンプルです。上に付いてるキャップボルト、底についてるヘキサゴンボルトを外せばバラバラになります。
まずはフロントフォークとステム周りのネジを緩めておきます。フォークの上を塞いでいるフタも少し緩めておきます。次いでバイク用メンテナンススタンドを用いてフロントをジャッキアップします。 タイヤを外し、フロントタイヤフェンダーを外してフォークをそれぞれ抜き取ります。

キャップボルトを外す

フォークの蓋を外します。バネの勢いで飛ぶので注意です。蓋(キャップボルト)、10cmほどの大きなスペーサ、スプリングアッパーシート、そしてスプリングを取り出します。 サスペンションオイルも全部出てきます。

底部のネジを外す

フォークの底にあるヘキサゴンボルト(8mm) を六角レンチで外します。かなり固い(たぶんガスケットのせい)ので、六角にレンチを連結して体重をかけて 緩めます。本体が押さえ込めない場合は、フェンダー用の穴を使って鉄骨などに固定して空回りしないようにしましょう。ゆるむと中のフロントフォークシリンダが空回りするので、これを押さえてやらないと いけません。フロントフォークシリンダもまたメガネレンチの形状になっているので、自作特殊工具其の壱(外部サイト)を用いると便利です!(塩ビはPV16 です。削るのは楽ですが目詰まりするので水を流しながら削ります)
オイルシールは圧入されているので、インナーを勢いよく何度か引き抜く事でスコンと抜けてくれるはずです。

洗浄

ようやくバラせたらブレークリーンや水洗いをして綺麗にします。砂とか入るとトラブルの元になります。

組み上げ

綺麗になったらさっきと逆の順番で組み上げます。

底部のヘキサゴンボルトを締める

ガスケットシール剤やネジロックを用いると漏れの心配は無いでしょう。さっきの自作特殊工具其の壱(外部サイト)をここでも使います!

オイルシールを打ち込む

インナーフォークにスライドメタル、オイルシールワッシャ(金属リング・要交換)、オイルシール(内側に金属リング入り・要交換)の順で打ち込みます。塩ビパイプ(PV40) を使うとちょうどいけます。 念のため古いオイルシールを重ねてから塩ビパイプを通し、上からトンカチでガンガン打ち込みます。かなり強く打たないとオイルシールストッパリング(Cリング)用の溝が見えて来ません。 そこまで打ち込んだらオイルシールストッパリングをマイナスドライバーで押し込んで溝にしっかり沈ませます(沈まない時はオイルシールが打ち込み切れてない証拠です)。最後にダストシール(要交換)を 被せて終わり。

オイルを入れる

ついでイスの背にでもフォークをくくりつけてサスペンションオイル(YAMAHA 純正)を入れます。インナーチューブは縮めた状態で、上から 14.5cm になるまで入れます(割り箸に印を付けて測ると便利)。 途中多少揺すったりフォークを上げ下げします。

キャップボルトを締める

最後にインナーフォークをひっぱりあげてサスペンション(縮んでる方を下にして)、スプリングアッパーシート、スペーサ、キャップボルトと締めます。あんがいサスペンションは柔らかいので、 簡単に締め付けられると思います。車体に組み上げ後、キャップボルトをしっかりと締め直すのを忘れずに。

研磨する

オイル漏れの原因となるインナーフォークの点錆びは1000番から2000番の耐水ペーパーで丁寧に擦っておきます。オイル漏れの溝とならないように円周方向に滑らせて磨きます。適当に段差を無くすだけで、 ほとんど漏れなくなります。