Fedora

RedHat Linux9 の後継となるFedora のインストールに関するメモです。
更新日 2016-02-13

インストール

CD やDVD のインストールディスクがあればラクチンです。いよいよフロッピーによる インストールディスクが無いらしく、CD-ROM の無いPC へのインストールは面倒くさそうです。

HDDインストールの場合

RedHat Linux9 からのアップグレードを行うので、とりあえずHDD にiso イメージをwget しておきます。RedHat9 と違い、ext3 フォーマットに置いても大丈夫です。(もちろんシステムの入らない別パーテーションに)
// 別パーティション /cdrv (/dev/hda3 がマウントされてる) にwget する。

cd /cdrv
wget "http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/3/i386/iso/FC3-i386-disc1.iso"
wget "http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/3/i386/iso/FC3-i386-disc2.iso"
wget "http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/3/i386/iso/FC3-i386-disc3.iso"
wget "http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/3/i386/iso/FC3-i386-disc4.iso"

// iso イメージをマウントしてインストーラーのブートイメージをコピー
mount -o loop /cdrv/FC3-i386-disc1.iso /mnt/cdrom
mkdir /boot/install
cp /mnt/cdrom/isolinux/vmlinuz /boot/install
cp /mnt/cdrom/isolinux/initrd.img /boot/install

// /etc/grub.conf を編集して、インストーラーをブートメニューに追加する。
vi /etc/grub.conftitle Fedora Core 3 Installer
 root (hd0,2)
 kernel /boot/install/vmlinuz ramdisk_size=8192
 initrd /boot/install/initrd.img
再起動してインストールメニューを選択して、あとは適当にインストールします。

カスタマイズ

各種の設定や変更についてです。

yum でとりあえず更新

yum はWindows Update みたいなもんです。rpm の依存関係を気にせずに済むという便利なシロモノです。以下の手順で さっそく更新してみます。
// これは最初の1回だけ必要で、やらないとエラーになるそうです。
// (Fedora core5 ではエラーに・・・。不必要かも)
rpm --import /usr/share/rhn/RPM-GPG-KEY-fedora

yum update
後はアップデート完了を待ちます。
リポジトリ毎に丸々インストールする事もできる。
yum -y groupinstall "Development Tools"

コンソールにおける文字化け

Fedora はデフォルト文字コードがUTF-8 になっているために起こる現象です。TeraTerm も遂にUTF8 対応となったので 問題解消です。もちろん /etc/sysconfig/i18n を修正してeuc 等を利用する事もできます。
vi /etc/sysconfig/i18n		// UTF-8 をeucJP に変更
 LANG="ja_JP.eucJP"
 SUPPORTED="ja_JP.eucJP:ja_JP:ja"
 SYSFONT="latarcyrheb-sun16"

SELiunux について

SELinux にはファイルアクセス権限をプログラム毎に設定する機能が備わっているようです。vsftpd などが 通常設定のままでは動かなくなるケースがあります。/etc/sysconfig/selinux を編集すればSELinux を 無効にする事もできます。
vi /etc/sysconfig/selinux
 #SELINUX=enforcing
 ↓
 SELINUX=disabled

不要なサービスを停止する

// gpm: コンソールでマウスを使う為のもの。リモート端末では必要無し。
chkconfig gpm off
service gpm stop

// atd: 指定時間にコマンドを実行する。cron を使うので必要無し。
chkconfig atd off
service atd stop

// kudzu: 新デバイスの自動検出。ハードウェア構成変更時にのみ手動で実行すれば良し。
chkconfig kudzu off
service kudzu stop

// irda: 赤外線通信を利用しなければ必要無し。
chkconfig irda off
service irda stop

// cups: プリンタを使わないので不要
chkconfig cups off
service cups stop

CPU の省電力機能を有効にする

カーネル2.6 から省電力機能を制御できるようになっています。サービスとしてcpuspeed というものを 動かす事になります。
vi /etc/cpuspeed.conf
 
VMAJOR=1
VMINOR=1
OPTS="-i 10 -p 50 100 -t /proc/acpi/thermal_zone/*/temperature 70"
Driver の項目は設定しません。Kernel2.6 に組み込まれているからだそうです。-i オプションは1つの引数を取り、 モニタリングする間隔を1/10 秒単位で設定できます。-p オプションは2つの引数を取り、クロックを最大とする 最低のCPU占有率とクロックを下げる最高のCPU占有率 を設定します。この設定では占有率が50% を超えたらクロックを 最大にし、かつ100% の間まで最大(実質下げない)という設定です。最後の-t オプションは温度監視です。CPU 温度が 70度を越えたらクロックを下げます。念の為の熱暴走対策です。