電子工作ミニ作品

PIC を使わない電子工作の作品を紹介しています。
更新日 2016-02-13

バッテリー充電器

バイクのバッテリーを充電できる秋月電子の鉛蓄電池充電器パーツキットを作ってみます。基板付きですが、ジャンパ(つまり使わない基板上の部品穴)が多すぎるのと、そのままプラモデルのように作っていては勉強にならない為、手持ちのユニバーサル基板に作ります。定電圧・定電流でバッテリーとの電圧差の減少に伴い電流量も減っていくフローティング充電が可能です。

使用部品

電源制御用IC NJM723 (高精度電源用レギュレータ)を使います。1Ω、5Ωの5W セメント抵抗(ジャンパで切り替え)、可変抵抗500Ω,5KΩ(電圧・電流調整用)、パワートランジスタ(2SD1773)、 7.5kΩ2つ、470uF(35v) 電解コンデンサ と1000pFセラミックコンデンサ、19V 2A のスイッチングAC アダプタ(今回はパソコン用を流用)が必要です。
バッテリーからの逆流防止をしないとICが壊れる為、整流用ショットキーダイオード(40V1A)をプラス出力に挟みます。0.4V 程度の低ドロップです。ショート防止の為にリセッタブルヒューズ(ポリスイッチ)も使いたい所ですが、 12V 鉛蓄電池にベストな13.68 V 出力の特徴をさらに電圧降下させる事になるため今回は無しにします。

回路図


鉛蓄電池用充電器キット 説明図を参考にしています。Output+の手前にバッテリーからの逆流防止用ダイオードを入れています。

完成品


1Ωと5Ωを切り替える事で電流量を大きく変更できます。1Ω時は300mA 以上流れるためヒートシンクは60℃以上になります。

考察

トランジスタはベース電位によって電圧降下量が変化するので電圧を調整できる。またベース電流量によって流れる電流量も変化します。この両方をコントロールする事で 定電圧と定電流を作っています。

マウスパッドヒーター

ゲルで出来た厚めのマウスパッドを使っているせいか、冬場は右手小指が冷えてしびれます。そこでヒーターを仕込みます。

使用部品

大須第二アメ横ビルのタケイムセンで売ってるフィルムヒーター20Ω(470円)と5V2A のAC アダプタ(900円)を直結します。通電確認用に3mmLED と820Ωの抵抗、あと0.5A のリセッタブルヒューズも フィルムヒーターにはさみました。

完成


PIC で温度制御を行うのも面倒だったので直結しました。フィルムヒーターの抵抗値は参考値だと思いますが、5V で250mA 流れるので1W 弱の発熱量です。これで室温18度の中、マウスパッドは 33度で安定します。3.3V のACアダプタもあるので、もう少し暖かくなったら替えてもいいかも。