バイク用ヘッドライト 遅延点灯回路

バイクのヘッドライトはキー連動で常時点灯なのですが、セルモーターを回す時には切っておきたいものです(主に冬場)。そこでヘッドライトの点灯開始を遅らせます。 ついでにゆっくりと調光点灯させて演出します。

使用部品

NチャンネルMOS-FET の定番2SK2232PIC12F629 を使います。バッテリーから5V を取るのに低損失三端子レギュレーター TA4805Sを使います。

回路図

PIC12F629 使用 ヘッドライト調光 オンディレイ回路
シンプルすぎてオンディレイ回路の勉強にもなりません。

バイク用キャブヒーター

真冬の始動性が悪い古いバイクの為にキャブヒーターを自作します。単純にキャブレターに10Ω セメント抵抗をくっつけて少々加熱するだけです。温度センサーで 過熱防止をします。またバッテリー電圧もチェックします。

使用部品

10Ω5W のセメント抵抗を4つのキャブレターに取り付けます。高精度IC温度センサ LM61CIZ で抵抗の温度を監視します。PIC はいつものPIC12F675 を使います。バッテリーから5V を取るのに低損失三端子レギュレーター TA4805Sを使います。

回路図

PIC12F675 使用 キャブヒーター
セメント抵抗1個当たり12V で1.2A 流れるので14.4W の発熱となります。4つあると全部で56W 相当の大電流です。この電流量はヘッドライトと同等なので、無負荷時でも バッテリーの許容範囲と考えました。今回はキャブレターを加熱するというリスキーな動作になりますので、通電はプッシュ式にしました。さらに温度センサーと タイムアウトを設ける事で過熱防止に重点をおいています。

ソースコード

バッテリー電圧を分圧して計測します。
温度センサーの値を計測しながら1秒以下の通電を繰り返していきます。一定の温度になるまで繰り返します。
[MPLAB PICC] cab_heater_12F675 プロジェクトファイル一式
[main.c] cab_heater_12F675_main.c

缶コーヒー・クィックヒーター

缶コーヒーを数秒で温めるIH缶ウォーマー に触発されました。ただしIH ではなくおなじみのセメント抵抗を使った加熱装置にします。

使用部品

加熱にはセメント抵抗 5Ω 5W を複数、100V 通電で使います。温度管理には高精度IC温度センサ LM60BIZPIC12F675(4MHz)を使います。

回路図

缶コーヒー(200cc)を15度から55 度まで温めるエネルギーは以下になります。
// 容量 x cal x 温度上昇分 = 必要なエネルギー
200(cc) x 4.2(J) x 40(℃) = 33600(w)

// 消費電力 及び 加熱時間
100(V) x 4(A) = 400(w)
33600(w) / 400(w) = 84(s)
熱伝導ロスがゼロの場合ですので、この倍はかかりそうです。

赤外線ビームセンサーアラーム

店舗の入り口に設置するお客さま来店検知アラームが老朽化してきたので、似たような品を自作する事にします。赤外線ビームを常時監視し、 遮蔽物が通るのを検知します。

使用部品

赤外線リモコン受信モジュール(SPS-444-1 38kHz) を使います。非常に高感度なので今回の目的である8m をクリアできます。高輝度赤外線LED (OSI5FU5111C-40 50mA)を使いますが、電流は20mA でも十分なようです。LED の変調ドライブ、また受光側にそれぞれPIC12F675(4MHz)を使います。ノイズ対策で47uF の電解コンデンサ、0.1uF の積層セラミックコンデンサを使います。

光変調型フォトIC(S6809) は使えない

このフォトIC はLED の変調ドライブもやってくれる便利な品なんですが、ノイズ故に距離が限定されます。実用は50cm 以内になります。 この範囲内で使う分には完璧で大変重宝します。

回路図

バイク用ウィンカーオートキャンセラー

YAMAHA FZX250 ジール のウィンカーを自動で切る装置です。ウィンカー点滅開始後の走行距離や速度から判別します。

仕様

ウィンカーが切れる要件は、走行中に30秒以上経過した場合。20km/h 以上加速した場合です。停止時または10km/h 以下での走行中は切れません。

使用部品

非接触回転速度センサ[OH182/E] を使って後輪のドリブンスプロケットから読み取ります。

設計

リアタイヤ(GT501 140/70-17 66H 直径627mm)の外周は1968mm なので、秒間14 回転で時速99km/h となります。ドリブンスプロケットの歯数は57 なので 一秒間に798 回検出します。センサーは最大25kHz の検出が可能なので全然余裕です。
センサーからの出力はコンパレータによって0V か5V に変換し、PIC に割り込みをかけてカウントさせます。PIC はタイマー毎にカウント値から速度を算出します。 その都度カウントはリセットします。

LED スクロール表示器

LED マトリックスを3つ使ってLED スクロール広告を作ります。

使用部品

赤色LED ドットマトリクス(8 x 8)を3つ横に並べます。NJU3714(12ビットシリアルパラレル変換IC・シフトレジスタ)を使ってLED マトリクスを制御します。各ピンに25mA 流せるので直接ドライブできます。4本の信号線をPIC と繋ぐだけで制御でき、12 ピンを出力に回せます。さらに カスケード接続で出力ピンのみを増やす事ができます。

ソースコード

完成品