PIC

PIC はMicrochip 社が作っているPeripheral Interface Controller の事で、IC の形状をしたチップが一般的です。電子工作の世界にプログラミングを仕込む事ができます。
更新日 2016-02-13

PIC とは

PIC とはIC の形をした汎用チップです。プログラミングを仕込む事ができるので、趣味レベルの電子工作の世界に簡単にソフトウェア制御を導入する事ができます。 以下の特徴があります。

ピンの意味はプログラムによって決められる。

ピンを出力に使えばオンオフが行えます。入力に使えばオンオフ判定が行えます。その他AD コンバータによって高分解能で電圧を測定する事もできます。

大電流が扱える

電子工作でよく使う20mA 前後を直接入出力できます。LED やダイオードもドライブできます。

低消費電力

20MHz と超高速で動ける割に非常に低消費電力です。動作周波数は多数あり、より節電も可能です。スリープ時の待機電力に至っては限りなくゼロに近いのです。

価格が安い

1個1〜300 円と非常に安価です。ピンの数の少ないタイプはもっと安い。高性能なモノの方が流通量も多くて価格も安くなるというのもPIC の特徴です。

何度も書き込める

何度でも書き直せるから開発がラク。専用の書き込み機器はパソコンから簡単に扱えます。

開発環境とシュミレータが充実している。

MPLAB IDE を使えば開発もラクです。シュミレータによってパソコン上でデバッグが行えます。各チップの仕様書や市販の参考書も充実しています。

C 言語が使える

アセンブラが基本ですが、馴染みのあるC言語も簡単に使えます。なんといっても開発がラクになります。HI-TECH PIC C Compiler は無償で使えます(有償版は とても高額で手が出ませんが、高度な最適化があります。趣味レベルでは不要です)

PIC の意義

PIC が人気なのはプログラマブルな点です。本来芸術的なメカニカルデザインであった電子工作の世界に、 ソフトウェアの柔軟性・可用性を含める事ができるようになりました。半田付けや回路の組み直しではなく、ソフトウェアで 対応できる訳です。