電子回路シュミレータ

電子回路の設計図が描けてデバッグ実行が可能な電子回路シュミレータは電子工作には必須です。電子工作をぐっと 身近なモノにしてくれます。
更新日 2016-02-13

電子回路シュミレータとは

電子回路を設計するのは結構骨の折れる作業です。難しい計算が必要ですし、設計図通り作っても正しく動くかどうかは 通電するまで分かりません。それをとりあえずパソコン上で全部やってしまおうというのがシュミレータです。以下の特徴があります。

回路図が描ける

部品の絵柄や配線がマウスで簡単に描けるので便利です。部品も線もドラッグして移動できたりします。何度でも書き直しできます。

デバッグ実行できる

ボタン一つでデバッグ実行できます。どの部品にどれだけの電圧と電流が流れているか見る事もできます。オシロスコープで超短時間に 生じる変化を見る事ができるのは便利です。

勉強になる

実際に回路を描いてデバッグ実行してみれば、それがどういう振る舞いをするのか直感的に理解できます。仕様書から適切な値を計算するより 手っ取り早く理解できます。

LTspice

LINEAR TECHNOLOGYから無償で提供されている電子回路シュミレータです。部品点数に制限が無いのが特徴です。部品の微妙な特性も含めてシュミレーション できるそうでより正確なデバッグが期待できます。電子回路シミュレータLTspice入門編という本で学べます。

CircuitMaker Student

ブルーバックスから出ているCD-ROM付 電子回路シミュレータ入門に付属しているシュミレータです。部品点数50点までという制限はありますが、LTspice よりは直感的に使いやすいです。日本語の 説明本と一緒ですし、まずはコチラがお勧めです。当サイト掲載の回路図もコチラで描いてます。

LTspice Tip's

LTspice 使用上のメモです。

Voltage でPulse 出力する

Vinitial[v] はデフォルトの電圧(通常はグラウンドつまり0v)、Von[V] はオンになったときの電圧、Tdelay[s] は一番最初のオンに 至るまでの待ち時間、Trise[s] はオン電圧に到達するまでの時間、Tfall[s] はデフォルト電圧に降下するまでの時間、Ton[s] は オン電圧が維持される時間、Tperiod[s] は1サイクルの時間(つまりTperiod = Trise + Ton + Tfall + 残り時間)、Ncycle はその 周波の連続出力回数。